企業・団体の皆様向けソリューション
働く人と職場、
両方の視点から考える
職場で起こるさまざまな課題は、企業側だけ、働く方だけ、どちらか一方の視点だけでは見えにくいことがあります。BigSmileでは、それぞれの立場や状況を伺いながら、よりよい職場づくりに向けて一緒に考えていきます。
こんなお悩みはありませんか?
企業・職場のお悩み
- 休職者への対応に悩んでいる
- 職場の雰囲気が気になっている
- 離職が続いている
- 働きやすい職場づくりを進めたい
- ストレスチェックを職場改善につなげたい
働く方のお悩み
- 上司や同僚との関係に悩んでいる
- 出勤することに不安を感じる
- 職場での対人関係がうまくいかない
- 仕事のミスや不調が続いている
- 自分自身の状態を整理したい
BigSmileが大切にしていること
「わかる」から「できる」へ
知識として理解するだけでなく、実際の職場で活かし、行動につなげていくことを大切にしています。
メンタルヘルスや職場の課題について知り、自分や周囲の状況に気づく
それぞれの職場に合った方法を考え、具体的な取り組みや行動につなげる
EAP事業メンタルヘルス対策
働く人と組織を、両面から支える
「疾病対策」と「健康な組織づくり」の両面から、職場のメンタルヘルスを支援します。
カウンセリングや研修、ストレスチェック、職場復帰支援など、企業・団体の状況に合わせたプログラムをご提案します。
メンタル支援プログラム
「疾病対策」と「健康な組織づくり」を目的に、予防段階や対象者に合わせて支援を行います。
早期治療
EAP事業の主な支援内容
コンサルテーションサービス
面談による組織分析をはじめ、衛生スタッフ・人事担当者様からのご相談や、産業医・保健師の方との打ち合わせ、連携に伴う相談対応を行います。
カウンセリング内容などを職場へフィードバックする場合は、ご本人の了承をいただき、個人情報に十分配慮したうえで行います。
ストレスチェック・
健康チェック
2024年より「ストレスチェック」が全企業義務化となりました。当法人では、「法対応のストレスチェック」(年1回)に加え、当法人独自で実施する、仕事でのストレス度合いや職場のコミュニケーション、うつ傾向などの「健康チェック」を実施しています。また、実施した「ストレスチェック」、「健康チェック」は、各部門・部署・年齢などで分析を実施します。
相談窓口の開設
産業カウンセラーへの相談・カウンセリング体制を整え、お電話・メール・面談によるカウンセリングを行います。必要に応じて各種専門機関のご紹介も行います。
- 体調や心の不調
- 仕事に関する悩み
- 個人的な悩み
- ハラスメントに関する問題
- メンタル不調を抱える部下への対応
カウンセリングサポート
全従業員を対象に、専任カウンセラーが職場へ出向く「出前型カウンセリング」を行います。表面化していない問題やメンタル不調の早期発見・対処を図り、職場環境や業務を見直すきっかけにつなげます。
メンタルヘルス研修
正しい知識や技術の習得を通して、職場での予防や早期発見・対処につなげます。ワークショップ、ロールプレイング、事例検討などを取り入れ、対象者や職場のニーズに応じたカスタマイズにも対応しています。
研修内容
セルフケア研修
- メンタルヘルス基礎講座
- リラクセーション
- ものの見方と考え方
- コミュニケーション
- 職場のハラスメント
ラインケア研修
- 管理監督者のためのメンタルヘルス基礎講座
- 対人関係構築講座
- 聞き方訓練
- 伝え方訓練
- ハラスメント問題
- 職場復帰
- 事例検討
衛生委員研修
- 職場におけるこころの健康づくり計画
キャリア研修
- リーダーシップ研修
- ファシリテーション研修
- 年代別研修
- ワークライフバランス
職場復帰支援
休職中の社員を個別にサポートし、会社(上司・人事・産業医等)や主治医、ご家族との連絡を取りながら、円滑な職場復帰を支援します。
また、企業の職場復帰プログラムとの連携を行いながら、再発のない職場復帰を目指します。職場復帰後も、再燃・再発を防ぐためのメンタルトレーニングによるフォローを実施します。
パワハラ対応
職場で起こる「パワハラ」を、正しく理解することから
最近では、「パワハラ」という言葉を聴かない日がないようになってきました。どんな業界でも「パワハラ」は起こってしまっています。
2022年の「労働施策総合推進法」の改正により、2024年ハラスメント防止対策が全企業義務化となりました。
「パワハラ」の定義
職場のパワーハラスメントとは、同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいいます。
例えば、次のような行為が挙げられます。
身体的な攻撃
暴行・傷害
精神的な攻撃
脅迫・名誉棄損・侮辱・ひどい暴言
人間関係からの切り離し
隔離・仲間はずし・無視
過大な要求
業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、仕事の妨害
過小な要求
業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや、仕事を与えないこと
個の侵害
私的なことに過度に立ち入ること
何がパワハラになるのか?
パワハラかどうかを考えるうえで大切なのは、「業務上必要な命令や指導の範囲を超えた行為であるかどうか」という視点です。
明確な違法行為または違法行為の強要ではないか?
暴行や傷害、脅迫、恐喝など刑罰に相当する行為や、残業代を支払わない、休日・休暇を与えない、長時間労働を強要するなどの行為がないかを確認します。
業務上の地位または優位性を背景にした表現になっているか?
職位の上下関係だけでなく、専門知識やスキル、経験、年齢などによる優位性についても考えます。
本来の業務の適正な範囲を超えていないか?
業務の範囲を逸脱していないか、業務と関係のないことをさせていないか、分量・納期・難易度が適切かを考えます。
継続的で執拗な行為になっていないか?
終わったことを繰り返し話題にして怒る、相手が謝っているにもかかわらず攻撃を続けるなどの行為がないかを確認します。
人格と尊厳を侵害する言動になっていないか?
人間として、社会人として屈辱を与えるような言動や、大勢の前で一人だけを責め続けるような行為がないかを考えます。
身体的・精神的苦痛を与えていないか?
叩く、殴る、蹴るなどの身体的苦痛や、悪口を広める、暴言を吐く、無視をするなどの精神的苦痛について考えます。
働く環境を悪化させていないか?
周囲が萎縮して自由に意見を言えない、同僚が疲弊しているなど、職場全体への影響についても考えます。
BigSmileでは、安心して働ける職場をつくるためにも、問題を「見て見ぬふり」にしないことを大切にしています。
「パワハラ」と「指導」の違い
職場では、「どこまでが指導で、どこからがパワハラなのかわからない」
というご相談を多くいただきます。
何度も同じ失敗を繰り返す部下に対して叱責することは、
指導なのか、パワハラになるのか?
「過大な要求」はパワハラになると言われるが、
自分が以前こなしていた作業量なら「過大」ではないのでは?
パワハラになるかどうかは、受け手がその言動をどのように受け止めたかによって変わってくるため、判断が難しいところです。
ただ、その前に大切なのは、叱る側に本当に「相手のことを思って」という気持ちがあったかどうかということです。
BigSmileでは、パワハラになるか、ならないかを問う前に、
「相手の行動を望ましい方向に導くための建設的なフィードバックだったかどうか」を大切に考えます。
従業員より「パワハラ」と言われた際に取るべき対応
問題が起きたときに大切なのは、まず現状を整理し、これからどのように対応していくのかを考えることです。
BigSmileがお手伝いできること
たとえパワハラと思われることが起こっても、その出来事だけに目を向けるのではなく、
問題解決をきっかけに「働きやすい職場」へつなげていくことを大切にしています。
- 「私なんてどうせダメ」とあきらめる
- 「どうせ何をしたって無駄」と流される
- 失敗したら恥ずかしいからやめておこうと消極的になる
- 自分さえ我慢すれば、と自分が全部悪いと考える
- 周囲の人や環境だけに原因を求める
- 問題から逃げるように考えてしまう
- とりあえず動けばいい、と感覚だけで判断する
- 具体的な目標を持つ
- 失敗を恐れず、どうしたらよいかを考える
- なぜこのようなことになったのか、本質を考える
- 原因がわかったら、次にどうするかを考える
一人ひとりが自分で考え、周囲と協力しながら、職場の課題に向き合い行動していく。
BigSmileでは、問題が起きたときにその場の解決だけで終わらせず、原因を考え、解決方法を探し、次の行動へとつなげていくことを大切にしています。こうした積み重ねを通して、自分たちで考え、行動できる職場づくりを支え、「職場力のアップ」につなげていきます。
職場環境改善・生産性向上
働きやすい職場を、組織の仕組みから考える
BigSmileでは、「働きやすい職場」を合言葉に、職場環境改善プログラムをご提案しています。
職場の現状や業務の進め方を見つめ直し、それぞれの企業に合った職場づくりを一緒に考えていきます。
このプログラムで目指すこと
仕事が特定の「人」についている状態から、それぞれの「役割」についている状態へ。自分が何をしなければならないのかを明確にし、業務を個人のものではなく、組織のものとして動かしていくことを目指します。
現状を理解し、業務が滞っている部分の可視化や重複作業の見直しを行うことで、業務全体のスリム化につなげます。
研修で学んだ知識やスキルを、学んだだけで終わらせるのではなく、それぞれの職場で活かせる形につなげていきます。
実際にどのようなことを行うのか?
職場のありたい姿と現在の業務をさまざまな角度から見つめ、働きやすい職場づくりに向けた改善を考えていきます。
どのような職場を目指すのかを考えます。
現在の業務を整理し、状況を捉えます。
業務がどのように流れているのかを見つめます。
滞りや重複など、業務の効率を確認します。
業務と役割のあり方を整理します。
「提案して終わり」ではなく、
一緒に考え、続けていく
BigSmileでは、分析した内容を一方的に提案するのではなく、職場の業務内容や社風を理解したうえで、それぞれの企業に合った改善プランを一緒に考えていきます。
短期間の研修や提案だけで終わらず、管理職や従業員の皆様と継続的に関わりながら問題点を整理し、PDCAを回しながら次の改善へつなげていきます。また、経営面だけではなく、従業員の精神面(メンタル面)も重視し、両方の視点から支援します。
ストレスチェック
2024年よりストレスチェックは、全企業義務化となりました。
ストレスチェック制度の目的は、「メンタルヘルス不調を未然に防ぐための一次予防」です。
定期的に従業員のストレス状況を検査し、各個人が自身のストレス状況を客観的に把握することで、自分自身でもストレスコントロールができるようになること。また、検査結果を集団ごとに集計・分析し、その結果を踏まえて職場環境の改善を図ることも目的のひとつです。
ストレスチェック制度の概要
従業員数50人以上の事業場では、常時使用する労働者に対して、ストレスチェックを実施することが事業者の義務(※)となります。
※従業員数50人未満の事業場は、当分の間は努力義務となります。
心理的な負担の程度を把握するための検査
ストレスチェックとは、「労働者の心理的な負担の程度を把握するための、医師又は保健師による検査」のことを指します。調査票には、「仕事のストレス要因」「心身のストレス反応」「周囲のサポート」の3領域をすべて含めたものを使用します。
どのような調査票を用いるかは事業者が選択できますが、国では標準的な調査票として「職業性ストレス簡易調査票(57項目)」を推奨しています。
ストレスチェックの結果は実施者から直接本人に通知し、本人の同意がない限り、事業者に提供してはいけません。
制度の主な内容
ストレスチェックの実施
- ストレスチェックの実施は1年以内ごとに1回行います。
- 対象者は、一般定期健康診断の対象者と同じです。
結果に基づく医師の面接指導
- 高ストレス者と選定された方には、産業医等の実施者・実施事務従事者から本人へ面接指導を受けるよう勧奨します。
- 高ストレス選定者から面接指導の申し出があった場合、事業者は医師による面接指導を行います。
- 面接指導の申し出を理由として、労働者に不利益な取扱いを行うことは禁止されています。
- 面接指導の結果、就業上の措置が必要と判断された場合は、医師の意見を踏まえて必要な措置を講じます。
- ストレスチェックの結果は、所定の期間保存します。
集団ごとの集計と分析
- 職場の一定規模の集団ごとにストレス状況を集計・分析し、その結果を踏まえて職場環境の改善につなげます。
労働基準監督署への報告
- ストレスチェック及び面接指導の実施結果を、1年以内ごとに1回、労働基準監督署へ報告します。
- 必要な届出を行います。
ストレスチェックの活用
ストレスチェックの目的はメンタルヘルス不調の未然防止ですが、それだけではなく、事業経営においてストレスチェック制度を活用していくことも大切です。
集団分析結果の活用例- 労働時間や業績等の客観的な指標と、ストレスチェックの結果を組み合わせて解析する。
- 「ストレス要因」が高いにもかかわらず、「心身のストレス反応」が低い職場のマネジメントや労働者特性を学ぶ。
- ワークライフバランスを調整するための材料として活用する。
実施から分析、その後の職場づくりまで
カウンセリングルームBigSmileでは、働く人々の心のケアに携わってきた経験をもとに、企業の衛生委員会などと連携しながら、ストレスチェック制度の導入から実施までをサポートします。
また、法対応のストレスチェック(年1回)に加え、仕事でのストレス度合いや職場のコミュニケーション、うつ傾向などを確認する、BigSmile独自の「健康チェック」も実施しています。
実施した「ストレスチェック」「健康チェック」は、各部門・部署・年齢などで分析を行い、分析結果のご説明や職場環境改善、生産性向上に向けた取り組みにつなげていきます。
当法人で受託できる業務一例
ストレスチェック制度導入に関する事前説明会
ストレスチェック調査票の準備~回収
ストレスチェック結果の集計・分析、分析結果のフィードバック
分析結果を踏まえた職場改善策のご提案とコンサルティング
産業医との情報共有、高ストレス者への産業医面談勧奨
事業場での訪問カウンセリング、電話相談、当カウンセリングルームでのカウンセリング
ストレスチェック制度の実施者である産業医の先生方のご負担を軽減し、並走するパートナーとしてサポートします。
組織の内部からも外部からも従業員の皆様を支えられるよう、産業保健スタッフの方々と連携を取りながら進めてまいります。
ご相談の流れ
お問い合わせをいただいた後は、ご相談内容や職場の状況を伺いながら、それぞれの企業・団体に合った進め方をご提案します。
お問い合わせ
まずはお問い合わせフォームよりご連絡ください。
ご相談内容の
確認
現在のお困りごとや職場の状況、ご希望などを伺います。
ご提案
お伺いした内容をもとに、必要な支援内容や進め方をご提案します。
実施
カウンセリング、研修、ストレスチェック、職場環境改善など、ご相談内容に応じた支援を行います。
実施後の
フォロー
実施して終わりではなく、必要に応じてその後の状況を確認し、次の取り組みについて一緒に考えていきます。
※ご相談内容に応じて、進め方が異なる場合があります。
ご相談事例
なかなか休職に応じない社員への対応
勤務5年の職員(Bさん/女性/20代)は、「すべて自分がやらなくては」と一人で抱え込みやすい傾向がありました。
後輩ができた頃から月曜や金曜に休むことが増え、そのうち出勤自体もままならなくなってきました。
出勤しても集中力や判断力が低下している様子や、居眠りが多く見受けられるようになり、周囲から見ても明らかに疲れている状態でした。
上司が声をかけても「大丈夫です」「しっかりやっています」と返答し、「少し休んだらどう?」と伝えたところ、「上司から無理に休まされるハラスメントを受けている」と訴えるようになりました。
上司の立場から「病気である」と決めつけることはできません。一方で、通常どおり業務を行えているかどうかについては、日々の仕事の様子から確認することができます。
まずは、欠勤や集中力・判断力の低下など、実際に起きている業務上の問題を事実に基づいて伝えることが大切です。そのうえで、安全配慮の観点から話しをしていることを本人に伝え、産業医や契約カウンセラーなど、専門家との面談につなげていきます。
また、本人が休職に応じない背景には、経済的な問題や周囲からの評価、今後の雇用への不安などがある場合もあります。それぞれの不安について、利用できる制度や職場の規則などを確認しながら、具体的に説明できるようにしておくことも必要です。
職場のメンタルヘルスケアの仕組み・体制づくり
職場でメンタルヘルスケアの仕組みや体制を整えたいと思っていますが、何から始めればよいのかわかりません。
どのように取り組めばよいでしょうか?
職場環境や人員体制は企業・団体によって異なるため、「まずこれをすればよい」という一律の方法があるわけではありません。
大切なのは、できることから一つずつ始め、継続していくことです。
その第一歩として、メンタルヘルスについての基本的な研修やストレスチェックなどが考えられます。さらに、コミュニケーションや自身の考え方の傾向、対人関係などについて学ぶ機会を継続的に設けることで、日々の職場づくりにもつなげていくことができます。
ストレスチェックについても、実施するだけで終わらせるのではなく、その結果から職場の状況を把握し、今後の取り組みを考えていくことが重要です。一度の研修やチェックだけで完結させるのではなく、無理なく続けられる取り組みを積み重ねていくことが、職場のメンタルヘルスケアの体制づくりにつながります。
パワハラと厳しい指導の境界について
仕事の性質上、ミスをした後輩には本人のためを思い、あえて厳しく指導してきました。
自分自身も先輩から同じように指導されてきたため当然のことだと思っていましたが、最近では周囲からそのように受け取られていないように感じます。パワハラと厳しい指導の境界について、どのように考えればよいでしょうか?
自分では指導のつもりでも、相手には違った形で受け止められていることがあります。
特に、自分自身が厳しい指導を受けてきた場合、その経験が現在の指導方法に影響していることもあります。
- 暴言をはく
- 無視をする
- 大勢の前で繰り返し叱責する
- 経験に見合わない大量の業務を短期間で求める
- 否定的な言葉を何度も繰り返す
指導する際には、結果だけを叱るのではなく、そこに至った経緯を確認し、どこを見直せばよいのかを一緒に考えることが大切です。
また、自分だけでは客観的に判断することが難しい場合には、上司や同僚に同席してもらうなど、第三者の視点を取り入れる方法もあります。日頃から研修などを通して職場全体で理解を深め、指導する側も自身の関わり方を振り返る機会を持つことが大切です。
よくあるご質問
職場復帰支援Q&A
Q メンタルヘルスの問題を抱えていると思われる社員が受診を拒否した場合、どう対応すればよいですか?
本人の状態や業務上見られている変化を確認し、病気であると決めつけるのではなく、実際に起きている事実をもとに話しをすることが大切です。必要に応じて産業医などの専門家への相談につなげるとともに、職場としての対応方法をあらかじめルール化しておくことも考えられます。
Q 休職中の社員とは、どのように連絡を取ればよいですか?
連絡窓口や担当者をあらかじめ決め、複数の担当者から頻繁に連絡が入らないようにするなど、休職中の本人への負担に配慮することが大切です。連絡する内容や頻度についても、本人の状態を踏まえて調整します。
Q 単身赴任や一人暮らしの社員が心の不調を抱えた場合、どのように対応すればよいですか?
本人の状態や意向、プライバシーに配慮しながら、必要に応じて産業医や医療機関などの専門家との連携を検討します。家族等への連絡が必要な場合も、本人の同意や緊急性など、個別の状況を踏まえて慎重に対応することが大切です。
Q 職場復帰の判断基準には、どのようなものがありますか?
症状の回復状況だけでなく、生活リズム、通勤や勤務を継続できる状態か、必要な業務遂行能力が回復しているか、職場側で必要な配慮が可能かなど、さまざまな情報を確認しながら総合的に検討します。
Q 職場復帰の判断は誰が行うのでしょうか?
主治医による医学的な判断だけで決めるのではなく、産業医等の意見や本人の状態、仕事内容、職場環境などを確認したうえで、事業者が最終的な職場復帰を判断します。
Q 職場復帰する社員に対して、周囲の社員はどのように接すればよいですか?
必要以上に特別扱いしたり、過度に気を遣ったりするのではなく、本人の状態と職場復帰支援の方針を踏まえて接することが大切です。本人のプライバシーにも十分配慮し、必要な情報のみ職場内で共有します。
Q 職場復帰後も主治医との連携は必要ですか?
必要に応じて連携を検討します。本人の同意やプライバシーに配慮しながら、主治医や産業医等から必要な情報を得て、就業上の配慮や職場復帰後のフォローに活かします。
Q 職場復帰後の再発を防ぐためには、どのような対策が必要ですか?
本人の状態を確認しながら業務量や勤務時間などを調整し、職場復帰支援プランの実施状況を継続的に確認します。また、必要に応じて職場環境についても見直しを行います。
Q 職場復帰した社員に再発の兆候が見られる場合、どのように対応すればよいですか?
早い段階で本人と状況を確認し、必要に応じて産業医や主治医などへの相談につなげます。本人を責めたり病状を決めつけたりせず、普段との変化や業務上確認できる事実をもとに対応することが大切です。
Q 慣らし(試し)出勤を行う際の注意点はありますか?
試し出勤等の制度を設ける場合は、その目的や対象者、実施期間、処遇、災害が発生した場合の取扱いなど、人事労務管理上の位置づけをあらかじめ明確にしておくことが大切です。そのうえで本人の状態を確認しながら段階的に進めます。
Q 慣らし(試し)出勤を導入するのはなぜですか?
休職から通常勤務へ一度に戻るのではなく、本人の状態を確認しながら職場への適応状況などを確認するための方法の一つです。すべてのケースで必要となるものではなく、事業場の制度や本人の状態に応じて検討します。
Q 休職期間満了時に復帰できない社員には、どのように対応すればよいですか?
休職期間満了時の取扱いは、就業規則、雇用契約、休職に至った事情や関係法令などによって異なります。一律に判断せず、個別の状況を確認し、必要に応じて社会保険労務士や弁護士などの専門家へ確認することが大切です。
Q 職場復帰の際、主治医と産業医の意見が異なる場合はどうすればよいですか?
主治医と産業医では、把握している情報や役割が異なります。本人の同意を得ながら必要な情報を共有し、実際の仕事内容や職場環境も踏まえて職場復帰の可否や就業上の配慮を検討します。
Q 職場復帰支援プログラムとは何ですか?
休業開始から通常業務への復帰までの流れや、関係者の役割、対応方法などを、事業場の実情に合わせてあらかじめ定めておくものです。実際の復帰時には、個々の労働者に合わせた「職場復帰支援プラン」を作成し、必要な支援内容を検討します。
Q 休職期間中の給与はどうなりますか?
休職期間中の給与の取扱いは、勤務先の就業規則や制度によって異なります。また、一定の要件を満たす場合には傷病手当金などを利用できることがあります。勤務先の規定や加入している健康保険の制度を確認してください。
Q 休職中はどのように過ごすことが望ましいですか?
まずは治療や休養を優先し、主治医の指示を確認しながら過ごします。状態が整ってきた段階で、生活リズムを整えるなど、無理のない範囲で職場復帰に向けた準備を進めていきます。
Q 休職中に有給休暇を取得できますか?
年次有給休暇と休職制度の取扱いは、休職に入る時期や勤務先の制度などによって確認が必要です。具体的な取扱いについては、就業規則や人事・労務担当者へ確認してください。
Q 休職者の健康情報は、職場の人に知らせるべきですか?
健康情報は慎重な取扱いが求められる情報です。職場復帰支援などに必要な範囲を明確にし、本人のプライバシーに十分配慮しながら取り扱う必要があります。
Q 職場復帰の際、配置転換や転勤をすることは可能ですか?
本人の状態、仕事内容、職場環境などを踏まえて検討します。新しい環境への適応そのものが負担となる場合もあるため、本人や職場、主治医・産業医等から必要な情報を得ながら、個別に判断することが大切です。
職場復帰支援の流れ
心の健康問題により休業した方の職場復帰では、休業から復帰後のフォローまで、段階を追って支援していくことが大切です。
本人の状態や職場環境に応じて、関係者が連携しながら進めていきます。
病気休業開始・休業中のケア
休業に入る段階では、必要な手続きや連絡体制を整え、本人が安心して療養できる環境をつくることが大切です。
- 病気休業に必要な診断書等の提出
- 休業中の連絡方法や担当窓口の確認
- 管理監督者や産業保健スタッフ等による支援
- 休業中に利用できる制度や手続きの案内
- 安心して療養できる環境づくり
主治医による職場復帰可能の判断
本人の職場復帰への意思を確認し、主治医から職場復帰に関する意見を得ます。
- 本人の職場復帰への意思を確認
- 主治医による職場復帰に関する意見を確認
- 必要に応じて主治医へ仕事内容や職場環境の情報を提供
- 産業医等が復帰に向けた情報を確認
職場復帰の可否判断・職場復帰支援プランの作成
本人の状態や職場側の受け入れ環境を確認し、必要な就業上の配慮を具体的に整理します。
- 本人の現在の状態を確認
- 通勤や勤務を継続できる状態か確認
- 業務遂行能力や職場環境を確認
- 必要な就業上の配慮を検討
- 勤務時間や業務内容などを含めた職場復帰支援プランを作成
最終的な職場復帰の決定
復帰に向けた条件や配慮事項を最終確認し、事業者が職場復帰を決定します。
- 本人の状態を最終確認
- 就業上必要な配慮について整理
- 産業医等の意見を確認
- 事業者が職場復帰を最終決定
- 本人や関係者へ復帰後の対応について共有
職場復帰後のフォローアップ
復帰後も継続して状況を確認し、必要に応じて支援内容や職場環境を見直します。
- 勤務状況や業務遂行状況を確認
- 治療や通院状況を必要に応じて確認
- 再発・再燃や新たな問題がないか確認
- 職場復帰支援プランの実施状況を確認
- 必要に応じて業務内容や職場環境を見直す
- 管理監督者や周囲の社員への配慮も検討する
ハラスメントQ&A
Q 「ハラスメント」とは何ですか?
ハラスメントとは、相手の尊厳を傷つけたり、就業環境を害したりする言動などを指して使われる言葉です。職場では、内容や状況に応じて法律上のハラスメントに該当する場合があります。
Q 職場で起こるハラスメントには、どのようなものがありますか?
職場では、パワーハラスメント、セクシュアルハラスメント、妊娠・出産・育児休業等に関するハラスメントなどがあります。また、2026年10月からは、カスタマーハラスメントや求職者等に対するセクシュアルハラスメントについても、事業主に防止措置が求められています。
Q 「セクシュアルハラスメント」とは何ですか?
職場における性的な言動に対する労働者の対応によって不利益を受けたり、性的な言動によって就業環境が害されたりすることをいいます。
Q 「パワーハラスメント」とは何ですか?
職場において行われる、優越的な関係を背景とした言動で、業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより、労働者の就業環境が害されるものをいいます。
Q 「モラルハラスメント」とは何ですか?
言葉や態度などによって相手の尊厳を傷つけたり、精神的な苦痛を与えたりする行為を指して使われる言葉です。実際の行為については、その内容や状況によってパワーハラスメントなどに該当する場合があります。
Q ハラスメントが起きやすい職場とは、どのような職場ですか?
コミュニケーション不足、役割やルールの曖昧さ、過度な業務負担など、さまざまな職場環境が背景となることがあります。個人間だけの問題として捉えるのではなく、職場全体の環境を振り返ることも大切です。
Q パワハラにつながる言動を確認するためのチェックポイントはありますか?
業務上必要な指導の範囲を超えていないか、人格や尊厳を傷つける言動になっていないか、相手を孤立させる対応をしていないかなど、日頃の関わり方を客観的に振り返ることが大切です。
Q ハラスメントを受けた場合、どうすればよいですか?
一人で抱え込まず、勤務先の相談窓口や信頼できる人、外部の相談機関などへの相談を検討してください。いつ、どこで、どのような言動があったのかを記録しておくことも、状況を整理するうえで役立ちます。
Q ハラスメントに関する判例には、どのようなものがありますか?
職場における性的な言動や、立場を利用した嫌がらせなどについて、損害賠償が認められた事例があります。実際の法的判断は個々の事情によって異なるため、具体的な事案については弁護士などの専門家への確認が必要です。
Q ハラスメントのない職場づくりには、どのような取り組みが必要ですか?
職場の方針やルールを明確にし、相談体制を整えるとともに、研修や情報提供を継続していくことが大切です。また、職場環境やコミュニケーションの状況を定期的に振り返ることも予防につながります。
Q ハラスメント対策として、事業主が行うべきことはありますか?
事業主には、ハラスメント防止に関する方針の明確化と周知、相談体制の整備、相談があった場合の適切な対応、プライバシーの保護、相談等を理由とした不利益な取扱いを防ぐための措置などが求められています。また、2026年10月からは、カスタマーハラスメントや求職者等に対するセクシュアルハラスメントについても、必要な防止措置を講じることが事業主の義務となっています。
メンタルヘルス対策Q&A
Q 職場での健康管理では、どのような点を確認すればよいですか?
労働時間や業務量だけでなく、職場環境や社員の健康状態などを継続的に把握することが大切です。必要に応じて業務負担を見直し、産業医などの専門家とも連携しながら対応します。
Q 心の不調が気になる社員には、どのように声をかければよいですか?
普段と違う様子が続いている場合には、「最近眠れていますか?」など、本人を責めたり病気だと決めつけたりしない声のかけ方を心がけます。話しを聴く際には批判や評価をせず、必要に応じて産業医や専門機関への相談につなげます。
Q 職場で休職者が出た場合、どのような対応が必要ですか?
本人への対応だけでなく、休職中の連絡方法、利用できる制度、職場復帰までの流れなどを確認します。また、必要に応じて職場環境についても振り返り、復帰に向けた支援体制を整えていきます。
Q 管理監督者として、どのようなメンタルヘルス対策を行えばよいですか?
職場環境の把握や改善、部下からの相談への対応、研修や情報提供などを継続して行うことが大切です。また、メンタルヘルス不調への対応や職場復帰支援について、産業保健スタッフや外部の専門家と連携できる体制を整えておくことも重要です。
Q 厚生労働省の「労働者の心の健康づくり」に関する指針について教えてください。
職場のメンタルヘルスケアを継続的・計画的に進めるための基本的な考え方が示されています。「セルフケア」「ラインによるケア」「事業場内産業保健スタッフ等によるケア」「事業場外資源によるケア」の4つのケアを効果的に進め、職場環境の改善や不調への対応、職場復帰支援などにつなげていくことが重要とされています。
Q EAP(従業員支援プログラム)とは何ですか?
EAPは「Employee Assistance Program」の略で、従業員が抱えるさまざまな問題について、相談などを通じて支援する仕組みです。企業が外部の専門機関と契約して導入する場合もあります。
Q 「事業場外資源」とは何ですか?どのように活用しますか?
事業場の外部にある医療機関、相談機関、産業保健に関する支援機関や専門家などを指します。社内だけでは対応が難しい場合などに、それぞれの役割や専門性を確認し、目的に応じて活用します。
Q 職場で気づくことのできる心の不調のサインには、どのようなものがありますか?
遅刻・早退・欠勤が増える、仕事上のミスが増える、業務効率が低下する、会話や報告が減る、表情や身だしなみに変化が見られるなど、普段との違いが現れる場合があります。一つの変化だけで判断せず、日頃の様子との違いを見ながら対応することが大切です。
ご予約・ご相談
BigSmileでは、メンタルヘルス対策や職場復帰支援、ハラスメント対策、研修・講演など、企業・団体様からのご相談を承っております。
ご相談内容が具体的に決まっていない段階でも構いません。まずは現在のご状況やお困りごとをお聞かせください。ご利用に関するご相談やお問い合わせは、お電話またはメールフォームより承っております。
お問い合わせ受付時間:平日9:00〜17:30
定休日:土・日・祝日